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パリ最新情報「緊急事態! 再び、レストラン・カフェが営業禁止へ」 Posted on 2020/09/24 Design Stories  

感染拡大を受けて、パリのレストランの営業時間が22時まで、バーやカフェなども22時までに閉めなくてはならなくなってしまいました。
フランスはここ数日、感染者数がうなぎのぼりで、全土で一日に13000人以上を記録しており、警戒が最大限に引き上げられることになりました。

パリ最新情報「緊急事態! 再び、レストラン・カフェが営業禁止へ」



とくに、厳しい措置を受けたのが、マルセイユとグアドループで、この両地域は、28日、月曜日よりレストラン・バーの営業が全面的に禁止されます。現時点で、営業禁止されたレストランなどへの補償があるのか、分かっていませんが、ロックダウンとほぼ同等の措置という印象を受けます。

特に警戒が必要だとされる都市は、ボルドー、リヨン、ニース、リール、トゥールーズ、サン・エチエンヌ、レンヌ、ルーアン、グルノーブル、モンペリエ、パリなどで、
これらの都市では、レストラン・バーの営業は22時までとし、10人以上の集会は禁止(地域や学生などのパーティーも含む)されることになりました。体育館やスポーツジム、パーティー会場は閉鎖と発表されています。

マルセイユの人々の怒りは収まりません。
「夏休みに私たちはフランス全土からの観光客を快く迎えた。しかし、そのせいで、感染が拡大したのは確か。なんだか、私たちだけが罰を与えられているみたいで、憤りを感じる」

これに対して、オリヴィエ・ヴェラン健康相はロックダウンだけはなんとか避けたいと発言しています。



3月、4月のロックダウンを彷彿とさせる事態ですが、厳しい規制をとらなければ、感染拡大に歯止めがかからないと判断をした政府の強い動きと言えるでしょう。現在の陽性率は5〜6%、現在、集中治療室に入っている患者の19%がコロナ感染者となっています。
営業を制限されるカフェ、レストラン側からの猛反発も予想され、観光大国フランスは、ウイルスの感染力が強まるとされる冬に向けて、さらに厳しい経済状態へと突き進むことになりました。

パリ最新情報「緊急事態! 再び、レストラン・カフェが営業禁止へ」



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